<ケーブルの布設>

地中電線路の電力ケーブルは、工事・保守に便利な道路に沿って布設され、直接埋設式・管路式・暗きょ式(共同溝式)などの布設方法がある。
1.直接埋設式
直接埋設式は、直埋式とも呼ばれ、土管またはコンクリート製トラフを敷き並べケーブルを布設し、砂を詰め、ふたをかぶせて埋設する方法である。ケーブル条数の少ない郊外などの道路に採用されることが多い。
2.管路式
管路式は、鉄筋コンクリート管または鉄製のパイプを多数つなぎ合わせた地中管路とし、途中に設けたマンホールからケーブルを引き入れる。ケーブル条数の多い幹線道路に採用されている。
3.暗きょ式
暗きょ式には、電力、通信などのケーブルを収納したふた掛け式のU字構造物の胴道式共同溝式がある。共同溝式は、水道管、ガス管、電話ケーブルなどの地中埋設物と共同で収容する方式で、交通量が多く重要な道路で、再堀削が困難な場所に採用される。建設費は高価であるが、維持・修理・埋設などが容易に行える。

   直接埋設式管路式暗きょ式
工事費安い中間高い
増設・引替え困難容易容易
事故復旧長時間中間短時間
外部事故多い少ない少ない